昨日(1月28日)、インドネシアのアチェでトランスジェンダーの女性12人が逮捕されました。
インドネシア紙の報道によると、 昨日早朝、北アチェのイスラム法警察がトランスジェンダーの「サロン」5箇所に次々と立ち入り、合計12人のトランスジェンダーを逮捕した、とのことです。
インドネシアではトランスジェンダーのことをワリアwariaと呼ぶそうで、これは「男女」といった意味の言葉だそうです。
北アチェ警察の署長によると、12人は警察署に連行され、頭を丸刈りにされた上で、男の服を与えられ、その上で、走り回ったり、男の声が出るまで大声で叫ばせる、といった訓練を受けている、とのこと。
同署長は、こうした作戦はインドネシアの次世代に甚大な悪影響をおよぼすLGBTの増加を防ぐために必要であり、イスラム教法学者のお墨付きも得ている、としています。
インドネシアは多民族多宗教の世俗国家を標榜しているため、LGBTを規制する法はないのですが、例外がこのアチェです。
というのもアチェはインドネシアで唯一、イスラム法の施行が認められている地域だからです。
イスラム教では、神は人間を男と女として創り、男と女が結婚して子をなすという秩序を創ったと信じられているため、イスラム法はトランスジェンダーや同性愛行為を禁じます。
イスラム法において重要なのは、その人の外見が男なのか女なのかということであり、その人の内面の性別がどうなのかというのは、考慮の対象外です。
ですから、外見が男性であって心が女性の人がいたとしても、その人が男性として社会生活を送っていればそれ自体はなんの問題もないわけです。
ところが、外見と内面の性別を一致させたい!と、男性なのに女性の服装をしたり、髪を伸ばしてお化粧したり、性転換手術をうけたり・・・といったことは、神の創った地上の秩序に対する冒涜となるため、認められません。
そのためアチェにおいては、「男女」は逮捕されて警察に連行され、丸刈りにされて男の服を着せられ、走らされ、男らしい声が出るまで叫ばされる、という憂き目にあうのです。
インドネシアでは現在、アチェだけではなく国全体でLGBT規制を法制化する動きがあります。
LGBTの受難は続きます。
★ホウドウキョクの飯山陽のページにも転載されています。
インドネシア紙の報道によると、 昨日早朝、北アチェのイスラム法警察がトランスジェンダーの「サロン」5箇所に次々と立ち入り、合計12人のトランスジェンダーを逮捕した、とのことです。
北アチェ警察の署長によると、12人は警察署に連行され、頭を丸刈りにされた上で、男の服を与えられ、その上で、走り回ったり、男の声が出るまで大声で叫ばせる、といった訓練を受けている、とのこと。
同署長は、こうした作戦はインドネシアの次世代に甚大な悪影響をおよぼすLGBTの増加を防ぐために必要であり、イスラム教法学者のお墨付きも得ている、としています。
インドネシアは多民族多宗教の世俗国家を標榜しているため、LGBTを規制する法はないのですが、例外がこのアチェです。
というのもアチェはインドネシアで唯一、イスラム法の施行が認められている地域だからです。
イスラム教では、神は人間を男と女として創り、男と女が結婚して子をなすという秩序を創ったと信じられているため、イスラム法はトランスジェンダーや同性愛行為を禁じます。
イスラム法において重要なのは、その人の外見が男なのか女なのかということであり、その人の内面の性別がどうなのかというのは、考慮の対象外です。
ですから、外見が男性であって心が女性の人がいたとしても、その人が男性として社会生活を送っていればそれ自体はなんの問題もないわけです。
ところが、外見と内面の性別を一致させたい!と、男性なのに女性の服装をしたり、髪を伸ばしてお化粧したり、性転換手術をうけたり・・・といったことは、神の創った地上の秩序に対する冒涜となるため、認められません。
そのためアチェにおいては、「男女」は逮捕されて警察に連行され、丸刈りにされて男の服を着せられ、走らされ、男らしい声が出るまで叫ばされる、という憂き目にあうのです。
インドネシアでは現在、アチェだけではなく国全体でLGBT規制を法制化する動きがあります。
LGBTの受難は続きます。
★ホウドウキョクの飯山陽のページにも転載されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿