先月Twitterに、サウジアラビアで複数のモロッコ人女性をメイドとして「販売」するという投稿がありました。
右側の女性は30歳のモロッコ人でサウジアラビアで5年間メイドをしていた経験があり料理と掃除ができる、とのこと。給与が1500リヤル(約4万円)と書かれているのはおそらく月給です。
左側の女性は26歳のモロッコ人で、こちらも給与は1500リヤル。
こちらは43歳のモロッコ人女性。
アラビア語とフランス語を話すことができ、老人と2歳以上の子供の世話、掃除、整理整頓などが可能で、月給は1300リヤル。
彼女のお値段は2万リヤルと明記されています。
日本円にして約56万円。
モロッコではもちろん、「これはあまりにひどい」「奴隷の一形態だ」と非難の声が殺到しています。
アラブ世界における外国人メイドといえば先日、クウェートで働いていたフィリピン人メイド2人の遺体が冷蔵庫に詰め込まれた状態で発見されるという事件がありました。
サウジアラビアでも外国人メイドをめぐる事件は度々発生しています。
2015年には、雇用主の家から逃亡を図ったインド人メイドの手首を雇用主が切り落とすという事件が発生しました。
2017年には、別のインド人メイドが雇用主から食べ物を食べることを禁じられた上に暴行をうけているとしてインド政府に直接助けを求めるという事件が発生しました。
同じく2017年には、モロッコ人メイドが雇用主から数ヶ月間暴行を受けた上に窓から突き落とされて重傷を負うという事件が発生しました。
モロッコ人女性がメイドとしてサウジで働くことが認められたのは、2011年になってからのことです。それでも、一ヶ月に1200〜1500リヤル(3〜4万円)稼げるとあって、これは自国で働くよりもよほど「割りがいい」ため、モロッコ人女性には人気の「出稼ぎ先」だと言われています。
モロッコとサウジアラビアは長いこと友好関係にあるため、この「メイド販売」 事件が政治化することはないだろうと言われています。
先日はインターネット上でエジプトの「業者」が「あらゆる年齢の子どもを取り揃えております」と宣伝して子どもを販売していた、というニュースもありました。
地球上にはまだ、人身売買や、人を人とも思わぬ扱いをすることが日常化している世界があるのだということを、アラブ世界のニュースを追っていると痛いほど思い知らされます。
左側の女性は26歳のモロッコ人で、こちらも給与は1500リヤル。
こちらは43歳のモロッコ人女性。
アラビア語とフランス語を話すことができ、老人と2歳以上の子供の世話、掃除、整理整頓などが可能で、月給は1300リヤル。
彼女のお値段は2万リヤルと明記されています。
日本円にして約56万円。
モロッコではもちろん、「これはあまりにひどい」「奴隷の一形態だ」と非難の声が殺到しています。
アラブ世界における外国人メイドといえば先日、クウェートで働いていたフィリピン人メイド2人の遺体が冷蔵庫に詰め込まれた状態で発見されるという事件がありました。
サウジアラビアでも外国人メイドをめぐる事件は度々発生しています。
2015年には、雇用主の家から逃亡を図ったインド人メイドの手首を雇用主が切り落とすという事件が発生しました。
2017年には、別のインド人メイドが雇用主から食べ物を食べることを禁じられた上に暴行をうけているとしてインド政府に直接助けを求めるという事件が発生しました。
同じく2017年には、モロッコ人メイドが雇用主から数ヶ月間暴行を受けた上に窓から突き落とされて重傷を負うという事件が発生しました。
モロッコ人女性がメイドとしてサウジで働くことが認められたのは、2011年になってからのことです。それでも、一ヶ月に1200〜1500リヤル(3〜4万円)稼げるとあって、これは自国で働くよりもよほど「割りがいい」ため、モロッコ人女性には人気の「出稼ぎ先」だと言われています。
モロッコとサウジアラビアは長いこと友好関係にあるため、この「メイド販売」 事件が政治化することはないだろうと言われています。
先日はインターネット上でエジプトの「業者」が「あらゆる年齢の子どもを取り揃えております」と宣伝して子どもを販売していた、というニュースもありました。
地球上にはまだ、人身売買や、人を人とも思わぬ扱いをすることが日常化している世界があるのだということを、アラブ世界のニュースを追っていると痛いほど思い知らされます。
0 件のコメント:
コメントを投稿